読書備忘録

傭兵の二千年史 (講談社現代新書)
菊池良生

日本の事情なども軽く触れますが、基本的に欧州の話題です。中世イタリアの傭兵やスイス傭兵ランツクネヒトあたりがメインです。欧州の戦争を傭兵という観点から見た通史の入門書としてはかなりでごろだと思います。
個人的にはドイツ農民戦争が長引いたのは、ランツクネヒトの農民側への参加があったためというのは日本における島原の乱と似ていると感じました。

評価C