読書備忘録

世界史のなかの縄文―対論
佐原真と小林達雄という、二人の考古学者の対論本です。
で、けっこう遠慮会釈なく討論してて途中佐原氏が机をドンと叩く、などという描写があります。
三内丸山遺跡に関しては大胆に意訳すると「これだから素人はオメデテーナ」という記述もあったりします。

考古学全般に興味があるひと、縄文時代ならなおさらお勧めできます。知識というよりパースペクティブを得られる本です。

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