多様化するバス車両

多様化するバス車両

普段なんとなく乗っているバスについて色々分かる本です。バリバリ専門的な技術情報とかではないので読みやすかったです。
欧州などの外国の事情を紹介しているとこれでは、垂れウサ耳みたいなバックミラーなど、デザインがかなり重視されてるなと感じました。
中国は今長距離バス路線が盛んだそうで寝台バスまであるそうです。最近は機材の更新が進んで欧州並のことも多いとか。

あと国内では京成の連結バス、あるいは法令上12mまでだったのが15m級の採用など法律技術的な問題をクリアするくだりも興味深いと感じました。それと都営バスなどは10年くらいで代替わりするので、営業環境が悪い地方バスからすると都営バスの中古は「新品同然」でありわずか数百万から100万未満というバスの値段としてはタダ同然であるとか。まあ都で排ガス規制とかで使えなくなったのを地方へ回すというのはどうか?という気もしますが、平気で30年以上前のバス使ってる所とかありますし。

評価B