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天体の回転について (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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では短編集なので以下それごとに
- 天体の回転について
コペルニクスと見せかけてニュートン万歳!かな?尻切れトンボの感もありますが私は好きです。
- 灰色の車輪
ロボット3原則モノとして読ませるものがありました。あと小惑星を利用したコロニー描写も良。
- あの日
落ちが強引ですが、魅力は途中までの描写なので問題なし。
- 性交体験者
ちょいグロ。ちょっと予想ははずされました。
- 銀の船
これは、これであり。
- 300万
300のパロディーとして読みました。
- 盗まれた昨日
短期記憶と長期記憶をネタにしてます。途中頭が混乱したら、たぶん負け。
- 時空争奪
これは良いSF。実は伝説が真実だったというのを、こういう感じで使ってるのは新鮮でした。
総じて良いSF短編集だと思いました。
評価:A