このごろ頻発する例のチキンレースに関して。

  • 実在しない地名とかならセフセフ?

フォン・ブラウン市やラダトーム城、あたりならともかく、たとえば最近の合併で存在しなくなった市町村名、実際はその列車が乗り入れてない駅(e.g.東西線新宿三丁目駅)は、ほぼアウト。東京や京都を江戸や平安京とかも危険。ある程度特定できちゃえばもうだめです。最近の警察に対する威力営業妨害の線だと下手すれば日本国内だとわかれば、もうアウトの可能性もあります。

  • 実際やる、と書いてなければ大丈夫?

脅迫罪の判例で「出火お見舞い」で脅迫となった例があります。これはかなり特殊な例ですが、文面や種々の状況から判断し相手を畏怖させるに足るなら脅迫罪が成立しうると思います。また文面から警察が警備を増強しようと思うような内容なら威力営業妨害が成立することもありえます。

  • 外国語ならおk?

英語ではダメです。というか逮捕された事例はあります。日本人の0.01%以下しか理解できないような言語なら大丈夫かもしれません。マイナー言語はコンピュータ上で再現するのは面倒だったりしますが、ラテン語や古典ギリシア語おすすめ。もっとも相手がその言語を理解できるなら脅迫などは成立しうるし、絶対大丈夫という保障はありません。

ある文章から適当な法則で文字を取り出すと言う手法は、かなり意図的に文章というか言葉を作れるので大丈夫な確率はあがるかと思います。ただ、単純な暗号、それこそ縦読みくらいでは相手にその意思が伝わると判断されアウトの可能性が当然あります。

以上、総合するとチキンレースはやめとけ
まあ逮捕されても起訴されるか微妙ですし、罰金刑で通常の裁判が開かれない事も多いので判例がでてこないとは思いますが。
しかし、ネット上の書き込みで警察に対する威力営業妨害を認めると、大規模オフやそれこそ「某国の大使館へ抗議に行こう!」とかもアウトになる可能性もあるのですがそこらの線引きはどうするんでしょう?