[日記]

本当はPC環境復帰してから書こうと思ってましたが小川一水のレーズフェント興亡うんたらに関して。
あくまで歴史小説としての評価。
一言でいうと
これはひどい
底が浅すぎます。付け焼き刃です。
ポプラレスの頃よりはまし。でもその程度飲み評価でいいの?
参考文献からと思われるエピソードは物語の軸とは絡まず、ただ語られるだけ。
肝心の都市が出来ていく部分もおざなり、金はどこから?誰が建てるんよ?
歴史小説なら織田信長本能寺の変以後も生きていた、は有りですが、織田信長の居城が名古屋城は駄目でしょう?いや、実は生きていた源義経蝦夷五稜郭幕府軍を撃退なみの時代錯誤が有ります。
中世欧州史を専門としない私でも分かる間違いが堂々とあるってどうよ?
教授とは言わず欧州中世史を専攻する学部生に赤ペンを入れてもらえば済んだだろいに。
まず、近所の図書館のドイツ史と欧州中世史の棚の本をすべて読んで下さい。岩波やらの世界史も該当部分は読みましょう。

以上かなり厳しめですが一水たんならできる!というエールでした。