サン・ファン・バウティスタ

先ほども書きましたが、高低差があるため2段階でエスカレーターで降ります。
そうすると蹄鉄型の建物になり、真ん中にはドックに浮かぶサン・ファン・バウティスタが見えます。!内側はガラス張りです。

外から見て気づくのはまず船尾の九曜紋。もうおもわずドキドキです。そして船尾と船首にそれぞれ阿吽の竜。ここあたりは伊達政宗にちなんで、と言うことでつけたみたいで必ずしも史料上から確認されたことではないみたいです。マストは帆をたたんだ状態ですが、それでも見上げるばかり。船体等は遠くから見た限りではあまり痛んでません。法律上、石巻港所属の船舶なので、船首部分にはカタカナでサン・ファン・バウティスタ号とカタカナで書いてあります。

ちょうどバスツアーか何かの団体客が出てきたところで船に乗った際は私1人だけでした。中にいた人に聞くと「個人的利用なら写真撮影してもかまいませんよ」との事。
細かいことは、本サイトの方に書きます。

その他、海事博物館としても、大航海時代の船やらについて結構詳しかったです。パウダーモンキーとかなんの説明もなく書いてあるのはちょっと素敵です。

あと当時の手術の際に「麻酔が切れると」という表現がありましたが、当時麻酔はなかったはず。現代的な意味での麻酔は19世紀からです。となると、当時の麻酔は冗談抜きでそれこそ「ウィスキーやラムをがぶ飲みさせる」なんですが、そのことでしょうか?一応、単発的な麻酔の記録はなくはないのですが、それが一般化していたのかは不明なので今後調べてみます。

あと常設展ではないのかもしれませんが、大航海時代の地図が展示してあり、日本ではあまりおめにかかれないので堪能しました。

なんだかまた、海の博物館に行きたくなってきました。