読書備忘録

疾走!千マイル急行〈下〉 (ソノラマ文庫)
作者: 小川一水
出版社: 朝日ソノラマ

キッツとローラインは微妙につぼにはまりました。
一時間程度待てば次の電車が来るなんて都会はいいですね、と筋金入りの田舎者の私は後書きをみて感じました。

うーんちょい、途中ばたばたしてて全体的な評価は低いです。
ドラグストン・コレクションは私的にはありえないのですが。

よかったのは汽車の整備シーン。身近にある機械らしい機械といえば自動車ですが今ではかなりメンテナンスフリーで、それに対しすこし前ならちょっとした故障なら自分で直すのが当たり前でした。まあようは機械とは整備しなければ壊れる。でその整備シーンが比較的細かく書いてあったシーンはよかったです。

あとできれば「これが脅威のTMEだ!」とか半解剖図みたいなのほしかったですね。整備シーンとかも正直汽車のメカニズムを知らない人にはわかりにくいのではと感じました。