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ネット仮想通貨を資格外売買 容疑で中国人留学生逮捕
2006年11月22日23時59分
 熊本県警などは22日、オンラインゲームの中で使われる「仮想通貨」などを売り、現金収入を得たとして、熊本市内の私立大学に通う中国人留学生、王悦偲容疑者(23)=熊本市渡鹿6丁目=を出入国管理法違反(資格外活動)の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。こうした取引は「リアル・マネー・トレード(RMT)」と呼ばれており、資格外活動として摘発するのは九州で初めてという。

 調べでは、王容疑者は「留学」の在留資格しかないのに、今年4月14日から5月23日にかけて、オンラインゲーム「リネージュII」で仮想通貨や武器、道具を集めて現金で販売し、約600万円を売り上げた疑い。インターネット・オークションで買い手をみつけ、現金の振り込みを確認した後、ゲーム内で落札者に仮想通貨などを渡していたという。

 王容疑者は04年4月、中国・桂林から交換留学生として入国、1年後から自費で滞在していた。入国以来、RMTで約1億5000万円を稼ぎ、1億円以上が中国に送金された疑いがあるという。県警は今後、送金の目的や背後関係についても調べる。

 インターネット上で複数の人が同時に遊ぶオンラインゲームでは、仮想通貨を使って武器や道具を購入。より高度な武器などを手に入れれば、ゲームを有利に運ぶことができる。このため、ゲームをして仮想通貨などをため、欲しい人に現金で売るといったやり方で、RMTが行われている。

氷山の一角でしょう。
http://www.rmtethics.org/という所もありますが結局ゴールドファーマー対策はどうするんでしょう?この様なゴールドファマーは自分で売る方が儲かるでしょうから、日本のRMT業者は利用しないでしょうが、仮に海外プレイヤーのRMTが規制されたとして間に日本人が一人かめば日本国内のRMT業者はどうやってこの手のゴールドファーマーを排除できるのですか?Boterは?楽しむためにプレイしている人とお金を稼ぐためにプレイしている人は自ずと、そのプレイスタイルは異なります。そして後者は法を犯しても海外なら殆んど罪に問われない事をいいことに違法行為さえなんら躊躇しません。
しかしなんで日本が集中的に狙われるんでしょうね?アメリカとかよりもやりやすいんでしょうか?アメリカのRMTの状況は良く知りませんが。