日記

あんたって人はぁぁぁぁぁぁぁ!BYシンちゃん
いや別に深い意味はありません。

さーて、さすがにいくらなんでも一言すぎるかと思うのでSF Japan 2007 summerについて補足。
宇宙の中心のウェンズディ〜衝突時空世界〜に関して。
虐げられた者の反抗は綺麗でも礼節にかなったものでもなく、往々にして悲劇的であるという山本弘が度々著作で繰り返すモチーフから始まります。
そして、世界を非文法的にダイレクトに理解し処理できるオムニパシストのウェンズディが登場します。このウェンズディ前作のフェブラリーの娘ですが、フェブラリーが親とも仲がよく典型的な優等生っぽかったのとくらべ、親と仲が悪くかなりの放埓、性的にもフリーダムです。
そしてシュレディンガーの猫やファーストコンタクトあたりのネタがでてきてといった所で終わります。
フェブラリー好きな人にはオススメです。
そうそう絵は結城信輝です。誰それ?と言う人は↓参照
結城信輝 - Wikipedia
最近だと地球へ…のキャラデザ。私的にはやっぱりアニメのエスカフローネロードス島戦記、あとマイナーどころですが天使の詩2のキャラデザが印象に残ってます。線の細い少年少女も書けるが、味のあるオッサンキャラもいけます。今回はまだ14歳キャラしかでてこないですが、オッサンキャラの登場を期待します。
http://homepage3.nifty.com/hirorin/february.htm
作者の山本弘は結城版のフェブラリーの方が好みらしく、私も同感です。やっぱり今回の結城タンの起用は作者の希望なんでしょうか。
ハッ!よく考えたら単行本化したら連載時と比べてイラストって削られるよね。OK、結城タンの絵にハァハァするのが私のジャスティス。

さーてお次は小川一水タソの「静寂にみちていく潮」。うーん、ファーストコンタクトで、感覚器も含めた人体改造か。悪くはないですが、わざわざバックナンバー買うほどかな?単行本化したらでいいかも。

林穣治の「金輪の際」。落ちが途中で見えますが、これはこれでありかな。世界シミュレートモノとでもいうんでしょうか?
火浦功の連載8回目とかの、たった一ページの小説に関しては。いったい僕に何を言わせたいんだ!徳間書店といった所。

見たい人がいたら月末のRAID ON YOKOHAMAの際に持っていきますよー。