ガンパレード・マーチ 山口防衛戦〈4〉 (電撃文庫)

ガンパレード・マーチ 山口防衛戦〈4〉 (電撃文庫)

戦争は不確実性の世界である。作戦や戦闘行動に関わる要素の四分の三は、多かれ少なかれ不確実性の霧に覆われている。真実を嗅ぎ分けるには、繊細で鋭い分別力が要求される。なんて昔のえらい人は行ってるがね、まったく・・・・・冷や汗ものだったよ。p.14

忘れるな。我が名は5121小隊司令・芝村舞。敵にとって最悪の存在であり死神である P146

第十一師団は現在千二百名で戦っている。少尉が大隊長に、上等兵が中隊長になっている隊などざらだ。よく覚えておくんだな P326

とそんな感じのお話です。ステキに魅力的な狂人たちの活躍をご堪能ください。
九州撤退後の8月の幻獣側の山口大攻勢も山場、燃え燃えな展開です。敵の数とかゲームと桁が二つ違いますw
GPMやってた人は熊本決戦から榊涼介の本は全部買え!なノリですよ!奥さん。

今回評価高い点の一つは地図がついてること。これでわざわざ地図帳見ながら読まなくてOK。できれば、幻獣と人間側の戦力配置や陣地の情報もあるとなおよいのですが。
登場人物紹介で原作キャラをオミットしてるのはOK。今更いりません。ただそろそろオリキャラの紹介欲しいです。絵だけじゃなく。

評価 A