パラケルスス

去年の11月に工作舎から『奇蹟の医の糧』が新装版としてでました。
パラケルススの魅力に関しては私などよりhttp://www.geocities.jp/bhermes001/paracelsuslounge101.html
あたり読んでもらったほうがいいですが、ちょいと気になったのは訳者の大槻真一郎。
ケプラーヒポクラテスあたりの翻訳もしてる人でちょっとググってみたら、元は薬学畑の人で薬学史の研究からそういったところへ入っていった方のようです。でこんなのも見つけました。
http://nihon-homeopathy.net/archives/symposium/ohtsuki.html
ホ、ホメオパシーですか・・・?
数ある代替医療の中でもかなーり私は胡散臭い、ぶっちゃけプラシーボ効果以外の何ものでもないと私は思ってます。困ったことにこんな物に保険を適用できてしまう国もあります。

たとえばhttp://nihon-homeopathy.net/special/gan.htmとか私は癌に関して一般的知識しかありませんが、かなり胡散臭いです。あと、ホメオパシーの胡散臭さは薬力学的な説明しようとすると波動(viberationの方)とか量子論とかトンでもなにおいがぷんぷんします。
まあやるだけなら毒にも薬にもならないので問題はないといえますが、そんなのに保険適用されるのは勘弁です。まあ日本医師会厚生労働省がそれを通すとは思えませんが。

たしかに患者の満足という観点からなら有なのかもしれませんが、それ認めたら医学の負けでしょと思います。