War Cry

アレクサンドロス見逃したOTL

いくつかやってる映画館もありますがわざわざそこまでいって見るほどではないのでおとなしくDVDになるのを待ちます。

というわけで古典古代のギリシアの戦争に関して書いてみる。

戦の歌というのがギリシアにはあります。ただそれが具体的にどういうものかは解ってません。
どういったものでしょう?
想像するに、いくつかのパターンがあるでしょう。
いわゆる鬨の声。まあこれは面白くありません。
次に普通に歌。これはまあ軍歌?というのとはちょっと違うとおもいますが、相対峙した両軍がそれぞれの歌を歌いながら戦う感じでしょうか。
このヴァリエーションとしては、1人の者が音頭をとってそれに唱和する、祭囃子みたいなのがあると思います。
あとギリシア語の歌には物語る、と言う意味もあります。これから想起されるのは両軍の指揮官が自分の自分のオリュンポスに連なる出自からポリスの正当性などを宣言するとかそんな感じでしょう。日本の武士の名乗りみたいなノリで。

青く晴れた地中海の空、半裸に黄金に輝く青銅の具足をつけた数百人の兵士たち。陣形を組相手を見据えている。そこへ両方の男の群れから1人の男が前に進みでて、朗々と「我はゼウスの子の(以下略)」と歌うように名乗る。ギリシア語は高低アクセントの言語なので雰囲気は現代の欧語より日本語にちかいでしょうか・・・
燃えませんか?

とココまで書いていて、ギリシア語の歌をさす語には何種類かあるのを思い出しました。ちょっと史料がないのでどうともいえませんが、私の妄想のいくつかはありえないかも・・・